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行動科学

やる気がない日でも動ける理由 — ウィリングネスという考え方

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「今日はやる気が出ない」——そんな日は誰にでもあります。Compass はそんなとき、「頑張れ」とは言いません。代わりにこう問いかけます。「今日、あなたの価値に向かって一歩を踏み出すことを選びますか?」

この問いかけの背景にあるのが、ACT(アクセプタンス&コミットメント・セラピー)の「ウィリングネス」という考え方です。

モチベーションとウィリングネスの違い

日常的に「モチベーション」と「ウィリングネス」は混同されがちですが、この2つはまったく異なるものです。

モチベーションウィリングネス
性質感情的な状態意思的な選択
コントロール直接コントロールできない自分で選べる
持続性状況や気分で変動する価値がある限り選び直せる

モチベーションは天気のようなものです。晴れの日もあれば、雨の日もある。それ自体をコントロールすることはできません。

アクセプタンス

「やる気がない」と感じている自分を否定する必要はありません。その感情はただの天気であり、良いも悪いもない。大切なのは、その天気のなかで傘をさして歩くことを「選べる」ということです。ウィリングネスとは、不快な感情や思考の存在を認めたうえで、それでも価値のある方向に向かって動くことを自分で選ぶ姿勢です。

感情は行動の条件ではない

私たちはつい、「やる気が出たらジムに行こう」と考えます。しかし、これは感情を行動の前提条件にしてしまっています。実際には、疲れていてもジムに行くことはできます。気分が乗らなくてもバーベルを持ち上げることはできます

脱フュージョン

「疲れているからトレーニングできない」という思考が浮かんだとき、一歩引いて観察してみてください。「『疲れているからトレーニングできない』という考えが浮かんでいるな」と気づくだけで、思考と行動の間にスペースが生まれます。思考は事実ではなく、頭のなかに浮かんだ言葉に過ぎません。その言葉に従うかどうかは、あなたが選べます。

感情と行動は、同時に存在できます。「疲れている」と感じながらスクワットをすることは矛盾ではありません。感情は行動の文脈であり、原因ではないのです。

実践してみよう

明日、もし「やる気がない」と感じたら、以下の3つのステップを試してみてください。

  1. 今の感情に気づく — 「疲れているな」「面倒だな」と、ただ観察する。ジャッジしない。
  2. その感情を抱えたまま、価値に向かう最小の行動を選ぶ — 「フルメニューをこなす」必要はありません。ウォームアップだけでもいい。価値に向かう一歩を選ぶことが大切です。
  3. 行動した自分を認める — 重量や回数ではなく、「価値に向かう行動を選んだ」というプロセスを評価する。
重要

ウィリングネスのポイントは「感情をなくすこと」ではなく、「感情があっても選べる自分に気づくこと」です。やる気は行動の結果として後からついてくることも多い——まず一歩を選ぶことが、次の一歩を生み出します。

Compass では、この考え方をACT オンボーディングに組み込んでいます。毎回のワークアウト前に「今日の価値」を確認することで、感情に左右されない行動の習慣を育てます。エビデンスに基づくトレーニングプログラムについては、週間セット数の考え方もあわせてご覧ください。

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